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「神奈川災害ボランティアステーション」賛歌

 平成3年6月に発生した「長崎県雲仙普賢岳噴火災害」の発生を知り、ボーイスカウトとの責務として「災害支援奉仕」を実施すべく、ボーイスカウトの指導者仲間と共に、神奈川県民からお預かりした「救援物資」を、愛車キャラバンに搭載し被災地入りしました。自衛隊などの救援車両が行き交い、降灰にかすむ被災地では、島原市役所から紹介された「島原ボランティア協会」の指揮下に入り、長崎大学の学生ボランティアなどとともに、救援物資の仕分け作業などに携わりました。

 以後、スカウトボランティアによる「災害支援活動」の安全が確認されたこととから、若きスカウトらの奉仕の場として、神奈川や東京のスカウトらと長期休みを活用し3回訪問したところ、彼らは期待以上の活躍をしてくれました。

 平成7年1月「阪神淡路大震災」が発生し、横浜市消防局に勤務する友人と二人で、神奈川県藤野町役場や町民からお預かりした「救援物資」を携え、被災から5日目の神戸市役所を訪問しました。公園でテント生活をしながら「奉仕活動」に入って数日後「降雨による全国からの救援物資の水濡れ」を心配した神戸市役所職員からボーイスカウトのテントを借用できないかとの相談を受けましたが、「おっとり刀」に近い自主的な活動であったことから、組織的支援に繋がる願いは叶えることができませんでした。現在は、ボーイスカウト神奈川連盟内には「災害支援委員会」が発足し、スカウト関係者による自主的な活動であっても「支援」や「情報の共有」が可能になりました。

 大きな災害直後による「大型テント」の必要性を痛感し、自前で二張りを購入しましたが、テントに入れる名称を、阪神淡路大震災の際に、被災者からの新聞投稿で「地図でしか見たことのない『地名』を記した消防自動車の走る頼もしさ。」とあったことを思い出し、「神奈川」の名称を借用し「神奈川災害ボランティアステーション」と命名しました。以後は大きな災害の発生は無く、テントはもっぱら防災訓練や市民レベルのイベントなどに活用されてきました。

 赤十字の救急法指導を通じて「連合神奈川」との交流がスタートし、災害発生に備えた「テント」四張りの保管管理を委託されるようになりました。また「徳洲会災害医療救援隊」への野外活動指導中に多くを学んだことから「災害医療支援隊(DMAT)」をサポートする「野外医療活動支援ユニット(有効14.25㎡)」ととして装備の増強に努め、目標はほぼ完成しました。
 
 また、新たにスタートした「災害トイレユニット」は、一人のトイレボランティアがケアすることで、600人の生活まで対応できるという優れもので、阪神淡路大震災での貴重な教訓が活かされています。本ユニットは、衛生状態の確保が欠くことのできない、医療や老人、障害者施設のみならず、人が集まる場所では不可欠なツールとして注目を集めています。

 「神奈川災害ボランティアステーション」はボランティア団体としても先駆けでもあり、この名称では市民から見ると相当な組織と誤解されますが、基本的には「単独行動」です。これは「災害」の発生には未知への危険が伴うことと、「組織化」することで「活動の内容」が制限されることです。また、多くの場合に「即決断」が命ですから、こうした「一匹狼的組織形態」を大変気に入っています。

 多くの人々のご支援を頂き、三年前に「認定NPO法人災害ボランティアステーション日本」をスタートしましたが、「災害支援活動の実施」は「神奈川」と同様「単独行動」の域を外れられないのが現状です。

 現在のネックは、保管する大量の装備品を被災地に運び込む「機動力」に欠ける点でありますが、先日、NPO設立にご尽力頂いた方から、素晴らしい経営思想をお持ちの若き社長をご紹介頂きました。お会いして、私の活動目的や内容を説明させていただいたところ、「損得抜きでのご支援」をお約束いただきき、早速「災害救援車」の整備についてのご支援というお話になりました。

 私的ボランティア活動ですから「運用可能な資金」は限られ、「NPO」発足時に枯渇し「災害救援車」の導入は、当分の間あきらめざるを得ませんでしたが、実現の有無はともかく「嬉しい話」でした。

 本ブログは、「若き支援者」の進言によりスタートしたものですが、良いアドバイスと感謝しています。

 今後の「災害時活動報告」は、「本ブログ」と「スカウト防災ボランティアネットワーク(伝言板)」の二本立てとし、従来の「メール」は補完的な伝達手段にしたいと思います。

 今後は、障害を持つ青年らとのコラボレーションを考えています。「地域作業所・神奈川災害ボランティアステーション」までに育てば、車両や装備のメンテナンスは彼らに委託することができます。防災訓練等では彼らでも十分活躍することができますから、「障害を持つ人々の社会貢献(職業化)」という生涯の夢が実現します。

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